実体験から思い出す五感による体感

2019.06.10

#実体験から思い出す五感による体感


ECサイトと実店舗の魅力

最近、例に漏れずECで買い物する機会は増えています。店頭では取り扱われないようなものでも探し出すことができるので、嗜好性が高い領域での利用も増えていきました。当然ですが現物確認をするすべはなく、時には届いた商品が想像していたものと違ったり、期待を裏切られることも。

小学生の長男が始めたのをきっかけに、久しぶりにプラモデルをつくりました。ガンプラ全盛期を経験し、その後も当時まだ生まれたばかりの海洋堂やビリケン商会などインディペンデント系メーカーのガレージキットなどを作りまくっていた頃を思い出しました。ネットでもモールやメーカーサイトには商品、BlogやSNSには作例やコミュニティの情報が溢れています。そんなサイトを閲覧するうち、またしてもオタク魂に火がついてしまいました。

偶然知った自宅近くの模型店、軽い気持ちで子供を連れて行ってみました。ローカルにある小さなお店でしたが、表には常連さんらしき人が数人、店内には高く積まれたプラモデルの箱と大人から子供までたくさんのお客さんがいらっしゃいました。壁面のガラスケースには店員さんやお客さんのものと思われる数多くの作品が丁寧に陳列され、ツールや塗料、サードパーティーのオプションパーツ、中には絶版品と思われるものまで、心くすぐられるものばかり。時間を忘れて子供と二人、たっぷり楽しませていただきました。

昔欲しかった製品が再販されていたことを知り手に取ったとき、店長さんの「よかったら箱を開けてみてくださいね。」の一言。中をのぞいたが最後、子供のうらやむ視線を気にしながらも結局購入することになりました。

プラモデルイメージ

「体感機会の創造」が潜在的ニーズを刺激する

「五感」と言われる感覚。視・嗅・味・聴・触の5つだけでなく、例えば触覚の中には圧覚や温覚/冷覚、振動感覚なども含んで数十種もあり、それらを複合して私たちの中に感情が生まれると言われています。

ECサイトでの購入検討であっても商品画像や動画により視覚や聴覚を、コピーやユーザーレビューからそれ以上の感覚を刺激されるのですが、実際の体験や体感に勝るものはありません。潜在的なニーズを刺激したり、需要喚起するには体験・体感機会の提供は有効です。

店頭や店外でのイベント、ポップアップストアやサンプリングまたは宅配お試しなど、製品のジャンルに関わらず積極的な体感機会の創出は必要かもしれません。弊社でもその運用代行に関するご相談やお問い合わせが年々増加しております。

弊社の八尾M.I.D.ベースは、「体感機会の創造」をコンセプトにイベントやサンプリングの代行を目的とした製品メンテナンスとデリバリー、カスタマーセンターの3つのサービスを集約、提供するために改修されたセンターです。BPOサービスを提供するYRK&にはメーカーさまとお客さまとのデアイをつくる体感機会創出の実績が多数あります。

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株式会社 YRK and
365事業統括責任者
杉浦 太一 Sugiura  Taichi
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株式会社 YRK and
365事業統括責任者
杉浦 太一 Sugiura Taichi

1996年 株式会社 YRK and入社。事業部員として営業を担当する。事業部課長を経て、2015年 これまでBPOセンターの運営管理を行っていた365事業部に企画・運営・開発営業を統合した部門を新設。またメンテナンス/デリバリー拠点となる八尾M.I.D.ベースを事業統合し、365事業責任者としてサービス拡充を行う。

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