Business Branding
ITシステム導入により顧客体験価値最大化に成功した
事業ブランディング事例
総合スポーツメーカー 様
クライアント様は長年継続的に製品をお客様に試履、試着いただくイベントを、複数のスポーツ種目において、全国各地で実施されていました。
昨今では、オンラインショップの台頭により商品とのタッチポイントが減少する中、ユーザーエクスペリエンスを重要な戦略と位置付け、商品の体験機会を増やすことを考えておられました。
しかし試着イベントの回数を増やそうとすると、製品の入出庫から在庫管理・イベント予約管理等の業務に人員が割かれ、本来のコア業務に支障を来たすことが、クライアント様の各部門に共通の問題点であることが顕在化してきたので、詳細な内容をヒアリングさせていただき、改善提案の機会をいただくことになりました。
システム実装+運用改善までの期間:9months
一連の運用フローに対して、作業をシステム化できる部分を洗い出し、それに見合う仕様と適切なサービスを兼ね備えたシステムを選定。その後、システム開発フェーズへ移行。
既存の運用で利用していた倉庫を本システム導入にあたって、一部弊社倉庫へ移管。
一部の製品を弊社倉庫へ移管すると同時に、イベント運用で発生する出入庫の際のオペレーティング業務を委託していただく。これにより、従来のクライアント様での管理業務をすべて弊社にアウトソーシングし、人的コストを削減、且つシステム化による人的ミスの発生を抑制することに。
問題解決ポイント
大企業様や創業年数の古い企業様に多い問題の一つに、「組織が大きくなることで発生する『作業』による人的コスト(見えないコスト)」があります。今回は、これをシステム化することで極力少なくし、クライアント様に本来の営業活動・販促活動といったコア業務に時間をかけていただく為のサービスのご提案が実現。
機能性が優れている商品を体感いただく「試着イベント」の安定運用を第一に考え、より効率的で効果的なシステムの在り方と、イベント使用後の製品一つ一つをチェックするスキームを構築し、サービス向上を目的とした運用をご提案。
元々の課題である肥大化する運用業務を圧縮。
メンテナンスフローの導入による品質の安定化が実現。
導入したシステムを種目別イベントに応用できるように随時改修を進行中。