Functional Branding
老舗寝具ブランドの本質的な価値を再定義する
機能ブランディング事例
老舗寝具メーカー様
クライアント様は、元々当社の企業リブランディングにご興味を持っておられ、事例をご紹介するなかで、経営層に向けたプレゼンテーションをさせていただく機会を頂戴しました。
いくつかの提案と協議を重ねるうちに、寝具商品の中で主力の商品である羽毛布団の施策のプライオリティが高まり、まずは商品ブランディング施策を行うことを決めました。
クライアント様は、多数の商品を扱っているなかで、著名人やタレント力に依存するコミュニケーションに日々課題を感じつつ、その中でも売上シェアの高い羽毛布団は、瞬間的な施策より中長期的な施策としてブランディングをするべきだとお考えでした。
その他、競合他社の安価布団との差別化や、時代に合わせたターゲット層の拡大を目指し、直接のご担当者様をご紹介いただきプロジェクトがスタートいたしました。
1次展開までの期間:3months
問題解決ポイント
部署をまたいで様々な視点から協議を重ね、全員が一丸となってブランドを考える機会を創出。社内に眠る羽毛布団が持つ価値を、客観的な視点を持つ当社がサードパーティーとしてフォローアップ。
羽毛布団の価値を決める判断づくりのために、全国の百貨店、ホームセンターや専門店にてヒアリングを実施。ボトムアップの視点で現場社員からの声を再確認し、ブランドを横断した羽毛布団の価値を伝える必要性をご提案。
ファンクションマーク認知のために行った新しい形状のOOH広告がSNSで話題になり、ニュースポータルやテレビ番組にも取り上げられた。
SNS等で広告が話題になったことや売場の雰囲気が変わったことで、例年より暖冬ではあるものの売上数を前年維持。クライアント様の取引先である販売店の印象も変化し、流通スタッフのモチベーションアップにも寄与。
時期に合わせたタレントのキャスティング施策が主だったところ、タレントを使わず時流に左右されないコミュニケーションを実施。
アカウントエクゼクティブ
福井 幹
クリエイティブコンサルティング事業部(CRC)
アソシエイト
クリエイティブディレクター
大西 一誠
コミュニケーションデザインユニット(CDU)
都心部中心かつ一部の商品で展開したプロモーションを、引き続きエビデンスの実証と全国展開に向けてプロモーション活用のお手伝いをしております。また、販売員向けのガイドブックも制作しております。