SEMINAR
激変する社会を勝ち抜く、 SDGs起点の「企業ブランディング」
いま全ての企業が、人材不足、働き方改革、チャネルの多様化、ESG投資…といった、これまでになく大きな社会の変化に直面しています。このような環境変化の中で、企業はこれまで通りの経営が難しくなり、事業の存続に向けて人材確保・獲得、競合との差別化、投資家への発信がますます求められる時代となっています。特にBtoB企業は、これまでの通り“得意先”を見ているだけでは、人口減少の中で新たな人材の獲得ができず、製品・サービスのコモディティ化や価格競争に陥り、投資家からの資金獲得もより困難になっていきます。こうした中でSDGs(持続可能な開発目標)を基点に、リ・ブランディングによって事業ピボットを行い、これからの時代にふさわしい企業ブランドを構築することが重要だといえます。当セミナーにおいては、自社の強みを多角的に抽出し、SDGsの17目標のいずれかに焦点をあてた、これからの時代を見据えたBtoB企業リ・ブランディングのメソッドを具体事例を交えてご紹介します。
今回も多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
Part1では、変化の時代を勝ち抜くための企業ブランディングについて、具体的なプロジェクト事例を含めてお話をさせていただきました。BtoC企業と比べてブランディングの必要性がこれまであまり問われてこなかったBtoB企業も、これからの時代の変化を乗り越えていくには、企業価値の再定義つまりリブランディングが必要となります。そして、その企業価値の再定義において、世界共通の目標であるSDGsの視点は欠かせません。ブランディングは一過性の広告とは異なり、価値は企業内に蓄積されていくものであり、企業にとってはコストではなく投資といえます。現在進行中の事例として、社内から新たな活動が生まれ、変わっていくある会社の企業ブランディング・プロジェクトをご紹介しました。
Part2においては、東洋アルミエコープロダクツ株式会社の荻原様にご登壇いただきました。自社で取り組むSDGs活動について、脱プラ、リサイクルスキームの構築、従業員満足度(ES)向上、事業外での社会貢献活動といった具体的な取り組みの内容と、SDGsの実践を通じて業績の向上につなげるステップの仕組みをお話いただきました。
Part3では、YRK& OSAKA 菅野が、SDGsを始めようという企業から実際に自分が受けた質問を、一般社団法人ソーシャルプロダクツ協会事務局長でYRK& TOKYO支社長の深井が答えるという、一問一答形式で進行しました。「何からSDGsを始めればいいのかわからない」「どの部署でやればいいのかわからない」「SDGsをビジネスにして受け入れられるのか」などの質問に対して「SDGsは商品やサービスなど本業で取り組むことが重要で、そうすることで調達から開発、宣伝に営業と会社のあらゆる部署が関与することになり」「しかも最終的に利益につながることになる」「そして消費のスタイルは、モノの良し悪し・価格の高低といった理屈による選択から、共感・応援・参画・気分がいいなど、感情的選択に変わっていく」「だから、どうせやるなら早いほうがいい」などと、データや事例を交えて答えていました。
次回大阪では、8月30日(金)、9月6日(金)。東京では、8月28日(水)に開催を予定しております。
15:00-15:10 | はじめに「プログラムのご紹介 」
YRK& OSAKA 事業部 林 寛力 |
15:10-15:50(40分) | Part1「BtoB企業こそ、ブランディングが重要」 YRK& コミュニケーションデザインユニット(CDU)統括 |
16:00-16:40(40分) | Part2「SDGsの具体的な取り組み事例のご紹介」 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 |
16:50-17:30(40分) |
Part3「今こそ取り組むべき!SDGs」 一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会 |
17:30-17:40 | 質疑応答 |
17:40- |
個別相談会(※参加自由) |