SEMINAR

セミナー

日本のブランドの弱さは、「会社の仕組み」そのものに原因がある。 令和時代を勝ち抜く、「新しい商品リブランディング」とは。

ReBRAND2019/06/07
0607_seminar_top_

セミナー概要

日本のブランドの弱さは、「会社の仕組み」そのものに原因がある。
令和時代を勝ち抜く、「新しい商品リブランディング」とは。

そもそも日本では、広告の前にブランディング、広告の延長線上にブランディングといったワークスタイルが多く存在します。しかし、ブランディングプロジェクトと広告やデザインのプロジェクトでは、進め方そのものに大きな違いがあります。広告業界では、オリエンを通じて自社の強みや商品・サービスの特長をパートナー企業に伝えて、提案を受けた複数の案からオリエン内容に最も合致したものを選択する…といった進め方がほとんど。しかし、このような“オリエン型”の手法で成功するリブランディングは、まずあり得ないといっても過言ではありません。常に自社ブランドと向き合っている企業内部の価値観や視野で練られたオリエンシートには、ブレイクスルーの生まれる余地はすでに少なく、また何より各セクションからのリレーの末、アンカーとしてバトンを貰った走者がブランドを背負う仕組みそのものが、イノベーティブなブランドを作るスキームと大きく異なるのです。令和の時代に成功するリブランディングは、今までの仕事の仕方を大きく変える必要があります。働き方改革も叫ばれる中、企業内のブランディングプロジェクトをどう共有し、外部とどう連携し、コストやリターンをどう捉えるべきなのか。すなわち「伝え方改革」も同時に行う必要があるのです。創業123年の経験と、リブランディングに特化したサービスを提供する、私たちYRK&の成功事例をもとにお話します。

今回も多くのお客様にご参加いただき「YRK& 第9回ビジネスセミナー」を無事終了することができました。ご来場くださった皆様、お忙しい中ありがとうございました。

本セミナーでは、株式会社エーデルワイスの荒井氏にご登壇いただきました。パネルディスカッションの形式で、実際のブランディングプロセスをお話しいただき、ご来場いただいたお客様からは非常にありがたいご感想を頂戴しました。特に、普段は聞けないリブランディングの、組織の中でのブレイクスルー術やチューニングの苦労。自社にも見え隠れする社内のフリクションと照らし合わせられ、自分ごと化しやすい内容だったと、ご来場くださったお客様から大変好評でした。こういったありがたいお言葉の一つ一つが、我々YRK&の「リブランドコンサルティング」サービスをさらに向上させる力となります。今後も皆様の忌憚のないご意見をお待ちしております。

VUCAの時代が叫ばれる中、今までの「進め方」でマーケティングをしていてはいけません。こう綴るとどこでも言われている月並みな言葉に感じますが、その危機感はいよいよ現実になってきています。特に日本は、広告戦略や、販促計画の延長線上でブランディングを実施しようとしてしまうケースや、場合によっては同じスキーム、同じスケジュール感でブランディングに取り組んでしまう乱暴なケースがよく見受けられます。セミナーの中でもお話ししましたが、ブランディングは広告宣伝の仕事の進め方とは全く違う、共創型のプロジェクトデザインでなければ成功の階段を登ることはできません。オリエンテーションからのスタートでは、検討領域が狭すぎるのです。まずは、ミッションに共感し、本質的な問題点や、自社の強みを再定義し、はっきりと仮説を立てる。そして常にビジブルにプロジェクトを進め、クイックに構築する。そうすることでどんどん意見を反映でき、アジャイル型のブラッシュアップができます。どの企業にとっても、今こそ、その活動を共にする本来のブランディングパートナーが必要だと言えるでしょう。オープンイノベーション型で企業に新しい風を起こし、時代の波に乗れるブランドを構築するためにはそんな動きが最重要です。また強いブランドのためには「カタチのデザイン」だけでなく、まずは基本を丁寧に固めて「キモチのデザイン」「ウゴキのデザイン」を行う必要があります。これがブランディングの命運を握ると言っても過言ではありません。

私たちYRK&は、日本の古き良きブランドを再生させ、世界で戦えるブランドを育てあげる一端を担うことが使命だと思っています。今後もメソッドに磨きをかけ、最高のコンサルタントを揃え、常に変化していくことで皆様のお役に立ちたいと思っています。今回お越しになれなかった皆様も、ぜひ次回のセミナーにご参加いただき、自社のブランディングに活用していただければと思います。

次回大阪では、6月27日（木）、7月31日（水）、9月6日（金）。東京では、6月26日（水）、7月10日（水）に開催を予定しております。プログラムについては、後日改めて皆様にお伝えいたします。

2019.6.14
株式会社 YRK and

YRK&セミナー

YRK&セミナー

参加された方の声

スピーカー

プログラム

15:00-15:10 はじめに「プログラムのご紹介 」

YRK&OSAKA 事業部　鍵谷 義幸
15:10-15:50(40分) Part1「今までの進め方では、ブランディングは不可能」

令和を勝ち抜く、リブランディングのプロジェクトデザインとは？
16:00-16:30(30分) Part2「YRK&の実例と、具体的なスキームのご紹介」

「WHY？」から始める、「共創型プロジェクト」の具体例とスキームについて
16:40-17:20(40分) Part３「リブランディング／パネルディスカッション」

老舗企業における、新ブランドデビューまでの表と裏。

パネリスト
株式会社エーデルワイス　荒井 恵 氏
株式会社 YRK and　山口 博之
株式会社 YRK and　二宮 康朗

モデレーター
株式会社 YRK and　木村 昌紘
17:20-17:30 質疑応答
17:30- 個別相談会（※参加自由）

関連ソリューション

事例