コロナショックの追い風により、地場のスーパーマーケットは今、苦境に立たれています。

コロナ禍当初の巣ごもり需要や支援策などで一時は業績を上げていたリテール市場も、地域に根付いた地場スーパーでは、大手との競合や光熱費・人件費のコスト上昇分の価格転嫁が難しく、倒産比率も前年から倍増しており、地場スーパーには厳しい時代が到来しています。

しかし、そんな苦しい状況下においても、ドミナント戦略で戦い、地域に根付いて地域生活者に愛され続けるスーパーも少なからず存在しています。

千葉県に店舗を13店構え、ドミナント戦略を展開するスーパー「ナリタヤ」様は、
「地域社会」「お客様」「生産者メーカー様」との“絆（きずな）”をブランドコンセプトに、
様々なマーケティング戦略を展開されて、安定した事業成長を築き上げておられます。「組織構造や業務フローを根本的に見直し再構築する」ことで本来業務の目的に立ち返り、業務最適化を行うBPRを組み合わせることで、「営業力強化」「組織変革」「新規事業創出」「顧客満足度向上」といった経営課題の解決への最短ルートを得ることができるのです。

その成功の裏には、大きな2つのファクトが存在しています。一つは「何を言うか？」という企業自身のスタンス。いわるゆビジョン・ミッションやパーパスが明確になっているか？ということ。そしてもう一つは「それをどう伝えるか？（どうコミュニケーションを取るか？）」という、「消費者」「生産者」「従業員」とのコミュニケーションを正しい戦略で行われているか？ということです。

この2つが最適に組み合わさっている事が、地域生活者から継続して愛されるスーパーになる秘訣と言えるでしょう。

今回のセミナーではドミナント戦略を、様々なマーケティング手法を投じて成功させた「ナリタヤ」様をお招きし、事業成長のポイントや、コミュニケーションツールの活用方法を解説、紐解いてまいります。