VOICE
川島:小学校の高学年になる娘が1人いるのですが、産前産後休業制度と、その後1年半ほど育児休業制度を利用しました。もともと事業部で仕事をしていましたので、復職してそのまま営業として働き続けられるか不安がありました。その折に上長から現在の労務管理の仕事をやってみてはどうかと励ましをいただき、不安が払拭できましたね。ここで頑張ってみよう!と。
黒田:私の場合は男の子が3人いて、産休・育休も3回利用しました。先に産休・育休をとられていた川島さんがロールモデルになったので、それをお手本にする感じで、いろんなアドバイスや相談にのってもらったことがとても心強かったです。
川島:とくにありがたかったのが、子どもが小学校3年生になるまで時短で働ける「ワーキング・ペアレンツ制度」の存在です。朝10時から夕方4時までの時短勤務で安心して働けました。もともとは無かった制度なのですが、私が育休中に会社が制度を整え、復職しやすい環境をつくってくださったんです。
黒田:子育ても初心者、職場が変わって仕事も初めてのことばかりなので、当時はストレスもありましたね。でも、目の前のことをひとつひとつこなしながら、走り続けているうちにようやく慣れてきました。
川島:そうですね。仕事と家庭を本当に両立できるのか、やってみないとわからないところもありました。3年くらい経って仕事に慣れ、自分のペースで日々の業務をスケジューリングできるようになってから仕事がおもしろくなってきました。
黒田:もっと仕事がしたい、その一方で、もっと子どもに費やす時間を作りたい、という気持ちもありますが、現在はその両方がうまく釣り合いがとれていて、ちょうどいいバランスになっているような感じがします。
川島:必ず時短勤務をしないといけないというわけではなく、復職してすぐフルタイムで働いてもいいし、希望する部署があればその意思も考慮してもらえると思います。フレキシブルに個別対応してもらえる環境があるので、出産・子育てを考えている若い社員がいれば、どんどん続いてほしい。
黒田:入社面接のときに、深く短く、より、浅くでも長く勤めてもらえるほうがいい、と人事の方がおっしゃった一言が強く印象に残っています。多様な制度が充実し、長く働けるよう会社がしっかりとサポートしてくれることを、もっとリクルートのみなさんにも発信していきたいですね。
川島:現在は時短勤務からフルタイム勤務に戻り、自分にできることをもっと増やしていきたいと考えています。法律の知識を身につけたり、新たに資格を取得したり。今後のキャリアを見据えて、これまでやってきた経験を活かしながら、少しでもステップアップしていけるよう頑張りたいです。
黒田:人生のなかで、子どもが小さいのはほんの一瞬です。短期間でもいいので、男性社員も産休・育休をとれるようになればいいですね。家事や子育ての大変さも共有できるし、働き方改革が叫ばれているなかで、働くことを見つめ直すいいきっかけになるのではないかと思います。
365事業部
デマンドセンターグループ
人事業務運営担当
2001年3月株式会社 YRK and 入社。2007~2008年まで産休・育休を取得した後、2009年に復帰。「365 事業部」に配属され、現在まで同部署の人事労務管理を担当しています。
365事業部
コンタクトセンター
運営担当
2002年3月株式会社 YRK and 入社。主に流通小売業、食品メーカーなどの営業を5年間担当し、出産を機に「365事業部」に異動。計3度の産前産後・育児休暇を取得しながら、パート従業員の勤怠・労務管理などの事務を担当しています。