YRK&常務取締役である深井賢一の著書「売れる値上げ」の出版記念イベントを2024年11月29日（金）にジュンク堂書店 池袋本店の9階イベントスペースにて開催いたしました。

本イベントでは、「ニチバンセロテープ®︎は、なぜ値上げしても売れ続けるのか？」をテーマに、ニチバン株式会社の執行役員である淺野文浩氏をお招きし「セロテープ®︎」の成功事例である「Small Action For The Futureプロジェクト」のリブランディング戦略の裏側やリブランディングに伴う数々の課題、そして「伝えているつもりだったけれど、伝わっていなかった」というブランディングの典型的な失敗例についても、リアルなエピソードを交えながら語っていただきました。

イベント会場には、企業ブランドの価値向上や価格戦略に関心の高い多数のビジネスリーダーがつめかけ、大盛況のうちに終了いたしました。

【イベント詳細ページはこちら】
https://www.yrk.co.jp/books-fukai-price-increase-to-sell/

イベントの冒頭では、著者であるYRK&の深井賢一から書籍をご購入くださったご来場の皆様へご挨拶を行い、執筆にまつわるエピソードや、事例の紹介なども行いました。

ニチバンセロテープ®︎は、なぜ値上げしても売れ続けるのか？

第一部では、トークセッション形式で、書籍で取り上げているリブランディング成功事例である「ニチバンセロテープ®︎」の「Small Action For The Futureプロジェクト」について、実際に取り組まれる中で重要となった組織を動かすプロセスや、淺野様が「変化の先頭」として牽引してきた「革新的な営業戦略」の裏側について語っていただきました。

またQ&Aタイムでは多くの質問をいただき、「営業戦略の真髄」「企業としての展望」「事業間シナジー」等、ニチバン様のリブランディングに関する議題が上がり、ご参加されたビジネスリーダーの皆様にとっても大変有意義な時間になったかと思います。

安売り日本の悪文化、変えていくにはどうするか？

第二部では、「安売り日本の悪文化、変えていくにはどうするか？」というテーマにて一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会の江口会長による講義が行われました。「価値」の本質に迫るリブランディングについて解説をいただきました。「イメージは事実よりも重い」など、江口会長の哲学をもとにした「企業価値」のあるべき姿について深く学ぶ良い機会となりました。

ご参加くださった皆様、貴重なお話を頂戴した淺野様、江口会長に深く感謝申し上げます。
リアルに対面し、今の「現場」に相対するこのような機会を、今後も持っていきたいと思わせるイベントでした。