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2024年2月21日(水)神戸商工会議所が主催する【KOBE脱炭素フェア2024】の基調講演にYRK& 常務取締役 兼APSP事務局長深井賢一が登壇しました。
脱炭素フェア2024では、脱炭素をビジネスに活かす講演会と、脱炭素に関する情報提供・商品サービスの提案を行う展示会とで構成され、中小企業を含めた地域のGX(グリーントランスフォーメーション)・脱炭素化を支援するため、関連ソリューションやカーボンニュートラル製品を提供する企業、また企業を支援する団体が一堂に会しました。
深井の基調講演「サステナブルを経営に活かそう」へは、兵庫県に拠点を置く様々な業種の事業者様約150人が参加されました。
講演の中で「脱炭素への取り組みは、どの企業も実施するようになった今となっては、やっていること自体は差別化にならず、むしろ同質化し埋もれてしまう。また取り組みの大きさや影響力は、大企業が有利に見える。しかし、消費者や取引先が共感するポイントは、『応援したい』『協力したい』『参加したい』という気持ちになるかどうか。それは『小さな取り組み』でも、『始めたばかりの取り組み』でも、『これから始める取り組み』でも、そういう気持ち、共感をつくることができる。しかも企業の大小、都市か地方か、BtoCかBtoBかはまったく関係ない」と話しました。
また、今回は、コストを付加価値に変える7つのメソッドのうち3つを挙げ、具体的な事例をもとに「サステナブル」を経営へと活かす方法について解説をし、さいごは「今のコスト上昇は、すべて社会問題とその解決が要因。だからこそ値上げを付加価値に変えて、社会全体で負担していかないといけない」と締めくくりました。
サステナブルに関する講演活動やコラム執筆活動を幅広く行う。